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相続ブログ

相続の贈与における戸籍謄本について解説します!

2020年08月22日

戸籍謄本とは何かご存知ですか。
様々な手続きの場面で使用される戸籍謄本ですが、もちろん相続の贈与においても必要です。
そこで今回は、相続の贈与における戸籍謄本について説明します。

□相続に必要な戸籍謄本の種類を紹介

相続時には、相続人が全て揃った状態で遺産分割協議を行う必要がありますが、この相続人を確定する上で不可欠なのが戸籍です。

誰と遺産分割すべきなのかがわからなければ分割協議どころではありませんよね。

相続において肝要となる戸籍は、被相続人の出生から死亡までの戸籍と相続人全員分の現在の戸籍です。
生まれてから死ぬまでの戸籍を集める上で大変になるのが、一つの役所で揃えられない場合でしょう。

結婚や離婚が起きるたびに新しい戸籍ができるため当該管轄の役所に請求する必要があります。
また、古い戸籍になるとコンピューターではなく手書きで記されているので読み取るのが大変であったり、次にどこの役所で戸籍を取るのかわからなかったりしてしまいます。

□戸籍謄本に関する注意点を紹介

続いて、相続に関する戸籍謄本において注意すべきポイントを紹介します。

*亡くなった方の戸籍について

上記で紹介したように亡くなった方は生まれてからの戸籍が必要になります。
その際には、除籍謄本と改製原戸籍謄本を集めることが必要です。

除籍謄本とは、死亡や婚姻、離婚などで戸籍から人が除外されていき、誰も記載されなくなった謄本のことで、改製原戸籍謄本とはコンピューター化に応じる前の戸籍のことです。

いちいち集めるのは大変な作業ですが、必ず集めなければなりません。

*専門家に依頼する

戸籍謄本を集めていくのは、かなりの労力を要します。
出身地が遠く離れていたり、色々な場所に過去の戸籍があったりする場合は実際に戸籍を集めに行くのが大変ですよね。

そんな時に便利なのが、司法書士などの専門家に依頼することです。
最近では戸籍を郵送やコンビニで取り寄せられますが、親戚が亡くなった時などは忙しくてなかなか時間が取れません。

また、法律関係の取り扱いに慣れていないと失敗してしまう恐れもあります。
相続は期限が決められているものもあり、トラブルが生じると期限切れを起こしてしまいかねません。

安心して相続手続きを完遂できるように専門家への依頼をおすすめします。

□まとめ

今回は、相続における戸籍謄本について解説しました、
戸籍謄本は、相続以外でも使用する機会は多いですが、出生まで遡って戸籍を入手する機会はそれほど多くありませんよね。
相続という特別なケースに対応するために本記事を少しでも参考にしていただけると幸いです。