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相続ブログ

相続で裁判になった時の対処方法とは?滋賀の専門家が説明します!

2020年09月10日

円満に相続が終われば問題ありませんが、なかなか全ての相続がうまくいくわけではありません。
実は、相続で裁判が起きてしまうケースもあります。
そこで今回は、滋賀の専門家が相続で裁判になったときの対処方法を紹介します。

□相続で裁判が起きるケースとは

相続で裁判が起きるケースはさまざまです。
相続はお金と法律が絡むことであるため、通常の手続きと比べて揉めやすいと言えるでしょう。

相続において裁判が起きやすいケースは、主に遺産分割の前提となる部分でトラブルが生じるケースと、遺産分割時にトラブルが起きるケースの2つに分けられます。
遺産分割の前提となる部分とは、相続人の確定や相続範囲の確定、生前に被相続人のお金が引き出されていた場合などです。
一方、遺産分割時にトラブルとなるのは、基本的に遺産相続協議に関するものになるでしょう。
誰がどの程度相続するのかがまとまらなかったり、そもそも協議が開始できなかったりすることがあります。

裁判が起きると言っても初めは調停という話し合いの場が設けられるのが一般的です。
遺産分割調停では、相続に詳しい方や専門的な知識を持った方が仲介となってくれるため、自分たちだけで話し合うよりも冷静に議論ができるでしょう。
調停はあくまで相続人全員の合意がないと成立しませんが、冷静な話し合いにより解決できるケースが多いです。
調停でも話がまとまらなかった場合には、裁判官から判断が下されます。

□裁判になった際の注意事項を紹介

続いて、調停や裁判になってしまった際の注意事項を紹介します。

訴訟が起きてしまえば、裁判官の判断に任せるしかありませんよね。
しかし、調停はあくまで話し合いの場なので、ご自身も法律関係に関して理解しておくと良いでしょう。
したがって、調停をすることが確定した場合は専門家に相談することをおすすめします。
もし相手方が専門家に依頼した場合は、自分も依頼しないと対抗できないケースが多いです。

また、裁判が起きるとその後の関係が気まずくなってしまう場合があることも覚えておいてください。
遺産相続で揉めてしまうと、その後の関係が悪くなりやすいです。
できるだけ円満に解決できるように、双方の歩み寄りが必要になるでしょう。

□まとめ

今回は、相続で裁判が起きた時について、裁判になった事例と注意点を紹介しました。
遺産相続は、関わる方たちの間でピリピリとした雰囲気になってしまうことがあります。
揉めてしまいそうな場合は、お気軽に当社までご連絡ください。