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相続ブログ

相続の手続きに関するトラブルについて滋賀の専門家が解説します

2020年07月3日

遺産相続の手続きに関してお困りの方は多いと思います。
実際に様々な種類の書類や申告を行う必要があり、トラブルも多くなってしまうのがこの相続の手続きです。
そこで今回は、相続の手続きに関するトラブルについて滋賀の専門家が解説します。

□遺産相続の手続きの流れを解説

*死亡から三カ月以内に行うこと

死亡が確定した場合は、七日以内に死亡診断書と死亡届の提出を行う必要があります。
葬儀や火葬をするためには、死亡診断書が必要です。
続いて、年金受給停止の手続きを行ってください。
厚生年金であれば死亡後十日以内に、国民年金であれば十四日以内に行う必要があります。
親戚がなくなった場合など忙しくなってしまうと思いますが、忘れないようにしてください。

また、各種保険の資格喪失届の提出、それに伴う生命保険金の受け取り、世帯主変更届の提出などの手続きも必要です。
自分たちで行う必要があるものと、会社や企業に依頼するものがあります。
加えて、遺言書の確認と相続人、相続財産、遺産分割の協議を行うようにしましょう。

*死亡から一年以内に行うこと

亡くなってすぐには行わなくても良いですが、一年以内に行う必要があるのは所得税の確定申告です。
故人の代わりに申告することを準確定申告と呼びます。

また、遺産分割や相続の手続きも一年以内に終わらせた方が良いでしょう。
不動産の名義変更などは数十年後に行うと手続きが増えてしまうことがあります。

*死亡から一年以降に行うこと

一年が経過した後でも、埋葬費用や葬式の費用を申請したり、税務調査への対応を行ったりと行うべきことはつきません。

このように、多くの手続きがあるので自分で行なってミスをしないか心配だという方は専門家に依頼するようにしてください。

□トラブルを防ぐための注意点を紹介

相続に関するトラブルを防ぐためにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。

*財産目録を作っておく

全ての財産を認識するのは本人でさえ困難です。
したがって、本人の死後に相続人が行うとなるとより大変なのは想像に難くないですよね。
他の相続人から遺言書にある内容について指摘されて揉めてしまうことも多いです。
できるだけトラブルを回避するためにも財産目録は作っておくようにしましょう。

*法定相続人の人数をチェックしておく

遺産相続に関わる人の数が増えると話がまとまらなかったり、後から新しい相続人が出てきたりして話がうまく進みません。
生前から相続人が誰なのかを確認しておくようにしてください。

□まとめ

これまで、遺産相続の手続きとその際の注意点について解説してきました。
相続に関して少しでも疑問があったり不安であったりする方は、是非当社にご相談ください。